2013/05/04



私はこのブログで、日本人英語は格好悪く、ネイティブのような英語を目指すべきだと再三に渡って訴え続けてきました。しかし一方で、こんな意見があります。

「でも、日本人アクセントかどうかを気にすることになるから、もし違うと恥ずかしい」

確かにこれではいつまで経っても人前で話せるようになりませんね。かっこいい英語を話したいのに、日本人英語を気にしてしまっては、アクセントばかりに気がいってしまい肝心な会話そのものに集中できなくなったりするかもしれません。

ネイティブのような発音は目指す、でも実際に話すときは意識しすぎない

意識しすぎないって言われても、じゃあどんくらい意識すればいいんだよって話になりますが、毎日毎日ネイティブの発音を練習していると、実践では勝手にそのアクセントが出てくるようになります。練習ほどうまく行かないかもしれませんが、それでもずっと練習していくうちにどんどん口が勝手にネイティブのようにうまくなっていきます。最初は日本語のアクセントが混ざっててもそれは当たり前です。完璧なアクセントを身につけたいですが、アクセントよりも会話の成立の方の意識を少し高めてください。むしろ発音やアクセントのことは完全に忘れてしまっても構いません。

英会話というのは、もちろん会話ですので、アクセントに捉われることによって会話ができなくなるのであればまずは気にしないことです。

でも家に帰ったらそれで満足しないでください。発音を完璧にするのには、相手に伝わりやすくするためという理由もあります。家での練習ではできるだけシャドーイングなどで自分の求める発音やアクセントを身につけるように努力しましょう。本当に日本人英語のままでいいですか?少しおかしいと思われるかもしれませんが私は絶対に嫌です。

発音の良さは、モチベーションアップと相手への思いやりのようなもの

日本人英語でいいやって思うならそれでも全然構いませんが、相手のため、そして自分のやる気のためにかっこいい発音やアクセントがあるならそれは絶対に上を目指すべきです。しかしあくまでも私が今まで言ってきたのはモチベーションの話だけであって、それ以外でモチベーションを保ってもいいわけです。

例えば「文法をたくさん勉強して自由自在に話せるようになるぞ」とか、「会話の最中に美しい単語の選択をしてネイティブを魅了するぞ」とか、「リスニングやリーディングを完璧にして世界中の情報を受信できるようになるぞ」とか、その人個人でいろいろあるわけですね。

私個人の意見としては、英語はかっこいいものでなくてはいけないという思いが強くあります。憧れの存在に向って頑張れることってとても多いと思いますし、自分にとって英語学習を継続するための一番の材料だと思うからです。そして私自身もかっこいいネイティブのような発音で会話をすることをとても楽しんでいます。もちろん私もまだ完璧ではなく、日本語アクセントもあると思います。でもネイティブのように話せた時は気分がいいものです。そしてこれからももっと発音に磨きをかけ、もっと会話を楽しもうと思っています。

目標を設定することはとても大切です。何事においてもそうですよね。目標を決めることができて、初めてそれに向かって頑張ることができるのではないでしょうか。

また、キレイな発音を手に入れることは、相手に伝えるためでもあります。例えば文法がしっかりできている人でも発音を練習していないと相手には伝わりにくく、何度も聞き返されたりしてしまうものです。日本人の思いやり精神をここでも生かし、相手の立場になって考えた時に、やはりキレイな発音を磨くことは自分のためだけではなく、相手のためでもあると思います。

実はここまで発音にこだわっている理由は他にもあります。それはまた別の機会で熱く語らせていただきたいと思います!

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