2013/06/11

"Original Updated by PhoTones_TAKUMA"

こんにちは。

突然ですが、私たちはなぜ英語が話せないのでしょう? どうして中学・高校と勉強してきたのに、話せないのでしょう?一つは、勉強したといっても、話すための勉強はしていないということが挙げられます。そしてもう一つは、話す時に文法にとらわれすぎているから、ということもよく言われていますよね。だからこそ、聞き流し系の教材では、文法は必要ないと私たちに訴えかけているわけです。

根本的に言うと、私はその考えに賛成はできません。だからこのブログでは文法の大切さを主張してきました。しかし、「文法にとらわれすぎない」というのには賛成です。

「どっちなんだよコイツ~」

と思われそうですが、実際に話す時には、あまり文法を気にしないことが大事だということを今回は話していきたいと思います。

文法は、自然に組み立てられるように普段から練習すべし!

まず、話すときには、どうしても文法は必要です。そして、考えて話さなければ正しく組み立てることはできません。だから気にしてしまいますよね。

しかし、言い慣れている文ならどうでしょうか?みなさんは、瞬時に英文を組み立てられた経験ってありませんか?どんなに短い文でもいいです。「動詞を過去形にすることができた」でもいいです。それは、練習の成果なんですよね。以前に間違えたことがあったとか、毎日気を付けて練習しているとか。そういう人は、すぐに英文を組み立てられるようになる経験をたくさんします。

これをしていない人はどうなるかというと、"What did you do yesterday?"と聞かれたときに、

「I go to...(じゃなくて、昨日のことだから過去形だった・・・)..sorry, I went to....(病院って"a"付けるっけ??)...hospital.」

のようになってしまいます。

つまったときは、単語を並べる!

このような経験は避けて通れません。このような経験をたくさんし、それがどんどん減っていってペラペラになるわけです。なので、これはもうしょうがないんだと思うしかありません。

あとは、会話の中でそうなったとき、単語を並べるだけでもいいから相手に伝わるようにする努力が必要です。「努力」と言ったのは、なかなかそうすることができない人があまりにも多いからです。頑張って間違えましょう。(笑) 間違える経験値が高くなると、間違えることがあまり恥ずかしくなくなっていきますから。私がそうです。できるだけ間違えたくないですが、間違えることにあまり躊躇しなくなりました。

単語を並べるだけでも、相手は意外とわかってくれます。わからなくても、理解しようとし、「こういうこと?」などと言ってくれることもあります。言ってしまえばそれも会話なのです。

会話が止まるほうが辛いと考える!

相手と会話をするときに、文法にこだわりすぎて結局わからず、「Sorry, I don't know.」と言ってしまうのと、「Hospital..I go yesterday!」と言って会話が続くのと、どちらがいいですか?

「Sorry, I don't know.」と言ってしまえばそれで会話終了です。私だったら後者を選びます。なぜなら会話ができるからです。

もし、道を尋ねてきた外国人との会話であれば、「Sorry, I don't know.」と言って終わってしまっても、その人は他を当たるでしょうから、大丈夫でしょう。しかし、友人との会話だったらどうですか?

「Sorry I don't know.」と言って会話が終わってしまった場合、気まずくないですか?私はそう考えています。というかそっちの方が私は嫌です。

「間違って恥ずかしい思いをするくらいなら、会話が終わってしまった方がいい。」

と考えていてもいいですが、それではいつまで経ってもあなたの目指すペラペラなんかにはなれません。ペラペラになりたいわけじゃないのなら別にいいですが、なりたいのであればその考えは捨てるべきです。

「会話が止まってしまう方が気まずくて辛いな・・・」

そう考えられるようになったとき、あなたの中に革命が起きます。
・・・まぁ、少しばかり誇張してしまいましたが(笑)、でも例えば勝手に英文が組み立てられるような経験をしたり、どこかで聞いたことのあるような、まさに「突然口から英語が!」出てきたりするような経験をします。

これがペラペラになるための一つの形です。そして、そういう経験を増やすために、毎日英語を作る練習をしてください。頭の中で英作文をして、できるだけ早く口に出す練習です。これが学校ではやらない話すための勉強です。まぁ、練習と言ったほうがいいですかね。

間違えるのが恥ずかしいのは分かります。でも、会話が止まってしまってはもっと嫌ですよね?
文法を勉強するのは本当に大切なことですが、それは机の上だけでの話です。机の上では大いに文法を気にしてください。でも、それが実際に話し相手を目の前にしたときは違います。

間違いを気にしないようにするのは難しいかもしれませんが、それも練習です。乱文で本当に申し訳ないのですが、今回のことを頭の片隅に置いておいてもらえると嬉しいです。

それでは!

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